「お中元」は昔の中国で半年間の無事を祝い先祖供養をしていた「中元」に由来します。
お歳暮はこの一年間にお世話になった方への感謝の贈り物で、昔から続くならわしです。
また、お中元を贈ったらお歳暮も必ず贈るようにしましょう。
「その年だけ贈る」ことは失礼にあたります。毎年贈るものですので誰に贈るのかは慎重に決めたほうがいいでしょう。
嗜好品の詰め合わせや、お酒類、調味料など日持ちのする保存性の高い商品が一般的なようです。
【Q】 相手が喪中の場合はどうしたらいいでしょうか?
【A】御祝の品では無く感謝の品物ですので贈っても問題はありませんが、四十九日の法要までは贈ることを控え、贈る際はお悔やみの言葉をお手紙などに添えることを心がけましょう。
また自分の身内に不幸があった場合、やはり四十九日を過ぎてからお中元やお歳暮を贈ったほうがいいでしょう。
【Q】 贈り物に毎年悩みます。
【A】毎年同じものを贈るのも失礼ではありませんし「今年も○○さんからおいしい△△が届く」と贈られる方が楽しみにしている場合もあります。
相手に贈ったものをしっかり覚えておくと毎年悩まなくていいかもしれません。